2019年9月のヨーロッパクルーズ旅行記です。
いざ船内へ💨💨
クルーズカード
乗客の乗船・下船はクルーズカードで管理されます。
このクルーズカードはチェックインでもらえて、ルームキーにもなってます。
それぞれに割り振られたメインダイニング利用時間、テーブル番号、避難場所まで書いてあります。
飲み放題パッケージ対象の場合はそれも書いてあるので、バーで注文する度に提示を求められます。
さらに、船内にある機械で自分名義のクレジットカードを登録すればショッピングもこれで出来ちゃいます。
つまり、絶対に失くしちゃいけないカードということ。
ご高齢の方はカードホルダーに入れて首から下げてる人も多かった。
顔写真の撮影
わわわわ、ついに乗船しちゃった!
まずなにしよう!?どうすればいい!?
と舞い上がってたら写真撮られました。
長旅の疲れが張り付いたスッピンの写真を撮られました。
記念写真ではなく、おそらくクルーズカード情報に紐付けるためのセキュリティ用顔写真。
旅の恥はかきすて旅の恥はかきすて…。
クルーズ船内はパラダイス
ツアーではないので添乗員さんはいません。
乗船したら次はこうするとかの案内もないので何したらいいか分からずとりあえず船内をウロウロ。
スーツケースはチェックインのときすでに預けているので身軽です。
でもせっかくのパラダイスなのにスッピンだとなんか肩身狭い。
自信を取り戻すために一度部屋に入って身なりを整えることにしました。
お部屋はバルコニー付きキャビン
12階なので波をかぶることもなく眺めもいいです。
この部屋でこれから一週間過ごします。
バルコニーの開放感ハンパない!
絶対に読むべし!船内新聞
ベッドの上に船内新聞がありました。
サウサンプトンで新たに乗船してきた乗客用の新聞です。
この船内新聞は毎日要チェックです。
大事な情報がいっぱい載ってます。
①最終乗船時間
②翌日の寄港地と到着時間
③翌日の寄港地との時差
④今夜のドレスコード
⑤サウサンプトンでチェックインした乗客に対する避難訓練情報
他にも天気や気温、日の出日の入り時間も載ってます。
ところで⑤の避難訓練が気になります。
船旅中一度は参加必須のようなので大抵の乗客が乗船日に参加するんだと思われる。
やはり大半の人がこの避難訓練が始まる時間にはチェックインを済ませているということだろうか?
17:00に非常ベルが鳴ると書いてある。
このとき16:40
スーツケースはまだ部屋に届いていないのでメイクはできず、着替えもできない。
これは想定外でした。
乗船後しばらくスーツケースと再会できないので必要なものは手荷物として持ち込むべしという教訓。
まるで妖精のような客室係
やることもなくのんびりしていたら部屋に誰か来た。
滞在中の客室係さんが挨拶に来てくれました。
愛嬌たっぷりの小柄な東南アジア系の男性でした。
すごくいい人そうなんだけど、ある疑問が…。
わたしたちが部屋に入って10分もしないうちに来たけど、どうして入ったことが分かったんだろう??
このときだけじゃなく、わたしたちが食事に行ったりプールに行ったりしている間に、ハウスキーピングしたり船内新聞をベッドに置いてくれたりしていて、頻繁に部屋に出入りしているようなのに不思議なことに部屋で鉢合わせることは滞在中一度もなかった。
部屋のドアにはなんかセンサーでもついてるんだろうか??
最初はクレジットカードやパスポートをテーブルの上に置きっぱなしで出かけてたから誰か入った形跡にビックリしたけど、次からは部屋の金庫に貴重品は仕舞うようにしたのであまり気にはならなかったです。
むしろ常に部屋が綺麗な状態でありがたかった。
何語!?避難訓練始まる
急にベルが鳴って館内放送が始まりました。
お、避難訓練始まったかな
…って、これ何語!?
初めてのクルーズで初めての避難訓練。
まさかの館内放送はイタリア語らしきもので始まりました。
わっかんねー!!
え、なに、どうしたらいいの???
と焦っていたらやっと英語の放送が始まりました。
部屋のクローゼットに入ってる救命胴衣を持ってクルーズカードに示された避難場所に行かなければいけないようです。
乗船したばかりでなにがどこにあるか分からないままとりあえず廊下に出たら隣の部屋からも救命胴衣を持って出てくる人が。
後をついていくことにしました。
エレベーターホールには避難訓練中のスタッフがいて、誘導してくれるので流れに身を任せる。
たどり着いた先はボーリングレーンがあるバーでした。
バーに入るときにクルーズカードをスキャンされて避難訓練参加済みの記録をつけられます。
船には身体障害者の方、聴覚障害者の方などがグループ旅行でたくさん乗ってました。
確かに都市間移動も楽だし、そういう方にも船旅は便利が良さそうです。
この避難訓練、特になにか講習があるわけではなかった。
避難場所でクルーズスタッフが救命胴衣の正しい付け方ができていない乗客に付け方をレクチャーしている間にまた館内放送が流れて解散になりました。
ふわっとした避難訓練だったけど、このバーの場所は忘れないようにしなきゃ。
二時間ぶりにスーツケースと再会
部屋に戻ったけどスーツケースまだ届かず。
早く着替えて船内探検に行きたい!
外は夕焼けになってました
バルコニーを開けっ放しにしていると風が入って気持ちいいです。
寝そう…。
27時間ベッドで横になってないのでドッと疲れが押し寄せる。
いや、あかんあかん!!
ここで寝たら今日の夜が終わる!!
まだかスーツケース!!?
と部屋のドアを開けてみたらありました。
いつの間に?
16時にチェックインと同時にスーツケースを預けて、戻ってきたことに気づいたのは18時でした。
疲れをだましだまし身支度して船内探索に再出発!
来てよかった…来てよかったぁーーー😭
日本で数ヶ月膨らみに膨らんだ期待をまったく裏切ることなし!
最高の一言です。
初日のディナーはメインダイニングで
船内にはいくつもレストランがあります。
コース料理が基本のメインダイニング、深夜まで開いているカジュアルなビュッフェ、ケーキなどがメインのカフェテリア、ピッツェリアやジェラート屋さん、いたるところにあるバーやら、とにかく飲食が充実してます。(他に有料チャージのレストランも)
この中のメインダイニングだけは乗客ごとに入場できる時間とテーブルがあらかじめ指定してあり、クルーズカードに記載されています。
ところがわたしたちのクルーズカードには【マイタイム】と書いてある。
今回飲み放題パッケージやエステ一回無料などがついた予約にしたらメインダイニングも好きな時間に利用出来るマイタイムダイニングに変わったみたいです。
実際に、寄港地でいっぱい食べて船に戻ってきた後に早い時間の食事は胃袋的に難しいものがあったり、決められた食事時間だと観たい船内ショーの時間にかぶってしまったりするのでマイタイムダイニングはとても助かりました。
メインダイニングに入るとまずクルーズカードで時間とテーブルをチェックされます。
テーブルが決まっていない場合は、初日に通されたテーブルが今後の指定席になります。
案内してくれるスタッフが、ここでどう?と聞いてくれるので気に入らなかったら変えてもらいましょう。
わたしたちは窓に近い二人がけの席に通されました。
席に座るとテーブル担当のスタッフが挨拶に来ます。日本語が少し話せるインドネシア人男性スタッフでした。
もしかしたらわざわざ日本語が話せるスタッフを担当にしてくれたのだろうか?
まずドリンクのオーダーを聞かれます。
ここで飲み放題の素晴らしさを痛感。
水さえも有料の船内でビールもワインもカクテルも6ドル以下のドリンクは飲み放題!
ドリンクの注文時は毎回クルーズカードの提示を求められます。
飲み放題が付いていない場合はその都度ツケになって下船時にまとめて払います。
コースメニューを選ぶYちゃん。
テーブルにはすでにビールと水が。
メインダイニングのメニューは前菜、メイン、デザートがそれぞれ数種類ある中で好きなものを選んでコースをカスタマイズできます。
食事はクルーズ代金に含まれていて、いくら頼んでもOKです。
例えば、前菜なし、メイン3つ、デザート4つとかでも平気です。(メイン3つもテーブルに乗らないけど)
この日わたしが選んだメニューはこちら
一番美味しかったのは前菜のエビ!
ちなみに頼んだドリンクはペットボトルの水1本、ビール2杯、赤ワイン1杯です。
水は余ったので部屋に持って帰りました。
食事中にクルーによるダンスタイム💃
あちらこちらで常にイベントやってる
クルーズ船の夜は長い
食事を終えたのは21時半すぎ
通路の一角になにやら人だかりが
免税品のワゴンセールやってました。
(寄港地に接岸している間は船内で免税品は買えません。)
この他にもバーでダンスイベントやってたり、バンド演奏があったり、劇場でショーをやってたりと常に船内は賑やかです。
ところでこの日のドレスコードは【カジュアル】
(ドレスコードが発動されるのは17時以降)
みなさん本当にカジュアルです。
でもメインダイニングにデニム、スニーカーの女性はあまりいなかったかな?
いろいろ回ってみたいけど、さすがに疲労の限界が来たのでこの日は早めに休むことにしました。
明日はベルギーに寄港!
また運任せの弾丸スケジュール強行します。
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